むのきらんBlog

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自由に考えよう

「ぶれる政治家」こそ必要だ

 

タリーズもそれまでにない価値を提供していて愛用していました。 松田氏が政界に転身した当初は、期待していました。

しかしその後、特に東日本大震災以降、反原発脱原発)を前提に考える主張や、安易に政治を企業経営になんでも置き換えて説明しすぎる姿勢に疑問を感じました。

 

今、私が松田氏に期待するのは「ぶれること」です。 「ぶれないこと」は社会にとって適切とは限りません。過去の自らの知見に対して、現在の自分はどれだけ柔軟に変化し成長しうるか、それが重要です。それなくして変化を前向きに捉えることはできません。

 

起業と企業経営の経験は大切な経験です。これまでの政界での経験も大事です。ただしそこに安住するのでは未来は拓けません。

 

今の日本の政治家は、「ぶれない政治家」が多すぎます。それが政治の変革を阻害しています。1強多弱や、2項対立の現在の政治シーンはその表れです。 代議制民主主義は、政治家が移ろいやすい民意の代理投票者であっては、賢明に機能しません。時に民意に先駆けて変化し、きちんと説明して、対話によって民意をも変化させ、進化ていく、そのような政治家こそ求められるのです。

 

それこそが、第三極の歴史的な使命であると考えます。