むのきらんBlog

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自由に考えよう

若者は「対策」の対象ではない

 

「青少年対策」という行政用語がある。

若者は「対策」の対象なのか。高齢者も「対策」の対象なのか。

若者や高齢者を「問題」と扱うか、「資源」と考えるか。

 


新城市の「若者政策」というのはいい言葉です。

 

ちなみに、「青少年政策」ならばともかくとして、「青少年対策」という言葉もありあす。これは内閣府の「青少年対策本部」をトップとして、全国の自治体で「青少年対策地区委員会」などの名称で使われている政策用語です。 同じく、高齢者を問題ではなく課題や資源として扱う、「高齢者政策」というパラダイムチェンジが必要でしょうね。少なくとも健康な高齢者は社会にとって「問題」ではないはずです。

 

●若者や高齢者の定義も変えるべき

言葉は意味を規定するものですね。もちろん、「若者」の定義や「高齢者」の定義も時代に応じて変えるべきでしょう。年齢の幅を実態の健康年齢その他に合わせて見直すだけで、そうすると、「若者」が増え「高齢者」が減るわけです。固定化した従来のとらえ方に、私たちは知らず知らずの内に、「洗脳」されているのですね。