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次の都知事は「スポーツ女子」かも~舛添辞任で都知事選候補は有森裕子VS谷亮子?~

舛添都知事が辞職するようです。また都知事選です。

次の都知事は誰になるでしょう?

「スポーツ女子」になるのではないでしょうか。

(目次)

 

「スポーツ女子」の理由は、それが、

  • 支持政党にとっての3条件を満たすから

3条件とは。

1.勝てる

2.コントロールしやすい

3.やらかさない

各政党にとっては、「勝てて、政党の言うことを聞いて、猪瀬氏や舛添氏みたいな

ことをやらかさない知事」が不可欠だ。

一つ一つ見ていこう。

 

1.勝てる

(1)都知事選に勝つためには、都民の支持と、政党相乗りが不可欠。都民の政治家への信頼は地に墜ちている。「プロ政治家」以外が吉。

相乗りするためにも、特定政党の色が強いプロ政治家はダメ。無所属が不可欠。

スポーツ選手ならば、「クリーン」に見える。

(2)「東京五輪」という2020年のビッグイベントに向けて、スポーツ選手は、大義名分も立ち、都民の支持も集めやすい。もちろん知名度、好感度も十分だ。

(3)「子育て」や「女性活躍」などの官民のキーワードに「女性」はぴったり。

できれば、出産、子育て経験のある女性ならばより、吉。イクメン男子でもいいのだが、「女性活躍」からみて、ここは「女子」でしょう。

 

2.コントロールしやすい

「政治の素人で政党の言うことを聞く」という条件にプロスポーツ選手はぴったりだ。

石原慎太郎みたいな知名度の高い政治家だと、政党のコントロールは効かない。「尖閣諸島を都が寄付を集めて買う」という奇策を独断で進めた人だ。(結局、野田政権が「国が買う」ことにしたわけ。)

コントロールする、という言い方が悪ければ、「都議会議員や支持者の声を良く聞く人」という表現でもいいでしょうね。「別の強い支持母体を持たなければ、支持政党の意向が強く働く」という力学がある、ということ。

もちろん、「スポーツ女子イコール支持政党の言いなり」、というわけではないので念のため。

 

3.やらかさない

プロスポーツ選手でも、不祥事を起こす者はいる。しかし、一般的には、政治家よりは「クリーン」だろう。ただし、素人ならではの政治の陥穽には嵌まりやすいので、側近が手取り足取り、ということ。つまり上の「政党がコントロールする」ということと同じである。

 

ということで、両陣営は「スポーツ女子」を担ぐのではないだろうか。

既に各陣営ともに候補者リストをつくって、せっせと接触中ではないだろうか。

この条件に当てはまる候補者は誰だろう。

 

  • 自民・公明は、だれを担ぐか

有森裕子はどうか。バルセロナ五輪マラソン銀メダリスト。

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画像は有森 裕子オフィシャルブログ|animo|陸上競技|マラソン・駅伝・競歩|マラソンより

 

元女子マラソン選手で日本におけるプロランナーの草分けでもある。日本体育大学体育学部体育学科卒業、日本陸上競技連盟の理事、スペシャルオリンピックス日本の理事長、日体大客員教授、国際陸上競技連盟女性委員会委員、国連人口基金親善大使[1]。株式会社RIGHTS.取締役。

有森裕子 - Wikipedia より

 

  • 野党は誰を担ぐか

谷亮子はどうでしょう。アテネ五輪などの金メダリスト。

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画像は谷亮子 公式ホームページ|トップページより

 

日本の元柔道選手(四段)、政治家である。旧姓は田村(たむら)。柔道選手としてはオリンピックで2度、世界選手権で7度金メダルを獲得した。柔道競技の引退後、2010年の第22回参議院議員通常選挙で民主党の比例候補として当選し、政界入り。のちに小沢一郎らとともに民主党を離党し、生活の党と山本太郎となかまたち所属の参議院議員(1期)、生活の党と山本太郎となかまたち副代表兼参議院幹事長。

谷亮子 - Wikipedia より

 

彼女は現在参院議員だが、次の参院選に出馬しない意向と報道されている。「プロ政治家」ではあるが、小政党なので、党籍を離れ無所属として出れば、逆に野党各党は支持しやすいかもしれない。

 

  • 有森裕子VS谷亮子

2人とも出産、子育て経験もある。有権者の多数を占めるアラフォー以上には知名度、好感度とも申し分ない。年齢的にも丁度よい。

お二人の場合は、公職の経験もある。谷亮子は政治家だし。一方的に支持政党の言うなりにコントロールされる、ということはないだろうが、多方面の声を良く聞き、独走・暴走はしないのではないか(競技では独走しましたけどね!)。

障害があるとしたら、本人が立候補を受けないということだろう。当然、本人の自由ですものね。

でも「いろいろガタガタな東京五輪を成功させるため、スポーツのため」といわれたら、出馬するかもしれません。

 

と、いうことで 

  • 「スポーツ女子」、どうでしょうか?

二人の一騎打ちになったら盛り上がるかもしれません。投票率も上がりそうです。人気投票といえばそうかもですが、もともと巨大都市東京の知事選は「人気投票」ですので。

猪瀬、舛添、とダメダメが続きました。またかとイヤになりますが、こういう妄想をしてみると、少しは楽しいような気もしませんか。あなたなら誰を推しますか?

 

(文中敬称略) 

 

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