むのきらんBlog

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自由に考えよう

交通

新型ティグアンにみるワーゲンの自動運転の今~ACCなどの実力を試乗~

フォルクスワーゲンの新型ティグアン。アダプティブクルーズコントロール(ACC)やTraffic Assistなど、自動運転・運転支援系の機能を中心に、カタログでは今ひとつわからない、実際の使い勝手を試乗でレポートします。「半自動運転」の実力はどうでしょうか…

人工知能は加速する~AIはターミネーターになるか~

人工知能(AI:Artificial Intelligence)の未来はどうなるだろうか。 人類の忠実な僕(しもべ)や友人になるのか。それとも、映画「ターミネーター」の描く「スカイネット」のような、人類を絶滅(ターミネート)させるターミネーターになるのか。 AIはター…

スズキはなぜ違法な測定を続けたか~燃費不正問題の背景としくみ~

三菱とスズキの燃費不正問題について、2点追加します。 (目次) スズキがなぜ違法な測定を続けたか 試験の方法は2段階 メーカーは走行抵抗値を提出する 国交省はなぜお怒りか スズキがなぜ違法な測定を続けたか 本日付け日経の報道から引用。(2016/6/3)…

スズキよりも国交省を叩こう~燃費不正でわかったおかしなルール~

燃費の不正問題で、三菱自動車とスズキが批判されています。 本日のお題は、国交省を叩こう!です。 三菱は確かに批判されて当然。燃費目標を達成するために、いい数値だけ採用したから。それは消費者を欺く行為。 それはそれとして、今回は、三菱とスズキに…

自動運転の本当の障害とは

自動運転が話題です。自動運転を実用化する上で、本当に障害になるものとはなんでしょうか。 それは、技術でも法制度でもありません。既得権者の反対と、それに惑わされる人の心です。 画像は、ロボットタクシー株式会社 » 神奈川県藤沢市で公道での実証実験…

20年後の自動車の未来~ネットワークとAIが実現する自動運転社会~

今からおよそ20年後、2035年の車社会を覗いてみよう。 Google セルフドライビングカー - Wikipediaより(可愛い写真なので、また使いました) (目次) ”Fun to drive”は死語になる AI化よりもネット化が先行する ネット化されたクルマ社会 障害は何か 2035…

三菱自動車は再生するのか~不正から資本提携へ~

不正発覚で再び地に落ちた三菱自動車だが、日産の資本傘下で再生するのだろうか。 4月20日の三菱自動車の不正公表から5月12日の日産の資本参加発表まで、劇的な1か月だった。 三菱自動車の不正問題は終わったわけではないが、世間の関心は日産の資本参加で…

機内での赤ちゃんギャン泣きをどうするか~ジェットブルー航空の粋な解決策~

飛行機などの交通機関での、赤ちゃんのギャン泣き、どう考えますか? 昨年、漫画家が飛行機内での赤ちゃんギャン泣きへの不満を雑誌に投稿して炎上した事件があった。 今回は、「心温まる、飛行機会社の粋な工夫」のお話が拡散されつつある。 (目次) 大泣…

自動運転の二つの未来~「赤旗法」にご用心~

自動運転には二つの未来が考えられる。技術的な未来と社会的な未来のそれぞれに。 グーグルのセルフドライビングカー(写真はWikipediaより) 技術的な二つの未来 一つは、従来型の自動技術の範囲だ。 もう一つは、「学習する自動運転」だ。 従来型技術の未…

三菱自動車の失敗はサラリーマン経営者だったからか

三菱自動車の不正に関して、様々な見方がある。 以下に引用したエントリーは、「サラリーマン経営者」に原因を帰結させ「プロ経営者」を求める意見だ。しかし、「プロ経営者」なら改革できたのだろうか。 blogos.com 川崎氏は、JALにおける稲盛和夫氏や日産…

不正はなぜ繰り返すのか~三菱自動車の燃費不正~

三菱自動車の軽自動車の燃費不正が発覚した。現在進行形の事案であるので、今後の展開について断定はできない。 それにしても、誰もが疑問を持つのは次の点だ。 不正はなぜ繰り返されるのだろうか。なぜ2度の大規模な不祥事があったあとも、「自浄作用」が…

ベンツの「自動運転」の市販車はこんな感じ

メルセデスベンツから、Cクラスの新型SUVである、「GLC」が発売されたので試乗しました。一般道だけの試乗ですが、特に自動運転機能(レベル2)をレポートします。現在の市販車でのほぼ最高レベルの「自動運転」と思われるのは、こんな感じです。

バスの天井強度を上げよ、という「専門家」は正しいか

軽井沢のバス事故で、天井が押しつぶされた写真が報道された。専門家のコメントは「バスの天井強度を上げよ」ということだが、そうすべきなのか。 www3.nhk.or.jp 国土交通省によりますと、日本では、大型バスに、横転した場合の車体強度の基準はありません…

グーグルの自動運転車のAIを法律上の「運転手」だとした米当局

画期的な内容。詳細不明ですが、注目の記事です。 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)高官がグーグルの親会社であるアルファベット<GOOGL.O>に、4日付で見解を示す書簡を送った。 (中略) NHTSAは、グーグルが示した自動運転システムを「運転手」とみなすと</googl.o>…

自動運転になると「マイカー」がなくなる?

・自動運転になるとマイカーはいらなくなるのか ・現状からみるか、未来から見るか ・自動車は実用品か、嗜好品か ・車を運転できない人への目 1.こういう問題は、現状から見るか、未来を見るか、という着眼点によって大きく見えるものが変わる。現状を見…

自動運転の議論でまず押さておくべきこと

自動運転の議論をするときは、レベル1から4までの、どの議論をするかが重要だ。 日本政府の定義は以下のとおり。 レベル 1 加速・操舵・制動のいずれかをシステムが行う状態。 レベル 2 加速・操舵・制動のうち複数の操作をシステムが行う状態。レベル 3 …

ロボット化でなくなるのは仕事ではない

この種の議論でまず押さえておくべきことは、「仕事」と「作業」の分離です。 過去100年の間に、どれだけの「作業」が、機械に置き換わってきたかを想像するといいでしょう。農業、工場労働、運送、販売などなどです。知的な営為でも「検索」といった作業…