むのきらんBlog

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自由に考えよう

科学・技術・ICT

新型ティグアンにみるワーゲンの自動運転の今~ACCなどの実力を試乗~

フォルクスワーゲンの新型ティグアン。アダプティブクルーズコントロール(ACC)やTraffic Assistなど、自動運転・運転支援系の機能を中心に、カタログでは今ひとつわからない、実際の使い勝手を試乗でレポートします。「半自動運転」の実力はどうでしょうか…

一般人にiPad Proは必要か~1年使ってわかったこと~

iPadシリーズの最高峰(?)、iPad Pro。 Proの名の通り、デザイナーなどのプロ向けの製品です。 これを、一般人が「大きいiPad」や「PCの代わり」として使うのはどうか、というお話。 1年使ってみたレポートです。2017.11.4 iOS11についての追記もあります…

マイナンバーは失敗するか~よくある誤解~

ネットでは、「マイナンバーは住基ネットと同じく失敗する」という声が結構あります。マイナンバーは本当に失敗するのでしょうか。そこにはいろんな誤解が。漏洩リスクと対策なども含めて、「マイナンバー失敗説」を検証します。

人工知能は加速する~AIはターミネーターになるか~

人工知能(AI:Artificial Intelligence)の未来はどうなるだろうか。 人類の忠実な僕(しもべ)や友人になるのか。それとも、映画「ターミネーター」の描く「スカイネット」のような、人類を絶滅(ターミネート)させるターミネーターになるのか。 AIはター…

20年後の自動車の未来~ネットワークとAIが実現する自動運転社会~

今からおよそ20年後、2035年の車社会を覗いてみよう。 Google セルフドライビングカー - Wikipediaより(可愛い写真なので、また使いました) (目次) ”Fun to drive”は死語になる AI化よりもネット化が先行する ネット化されたクルマ社会 障害は何か 2035…

iPad ProでOfficeを使う時の落とし穴~ワードやエクセルを使う人に~

iPad Proで、マイクロソフトのワードやエクセルなどを編集したい時。 これ、iPadで普通に使えているから、iPad Proでも当然使える、と思いますよね。 ところがここには、落とし穴がいくつもあるんです。 あたしは見事に落っこちゃいましたっ。あらかじめ分か…

自動運転の二つの未来~「赤旗法」にご用心~

自動運転には二つの未来が考えられる。技術的な未来と社会的な未来のそれぞれに。 グーグルのセルフドライビングカー(写真はWikipediaより) 技術的な二つの未来 一つは、従来型の自動技術の範囲だ。 もう一つは、「学習する自動運転」だ。 従来型技術の未…

iPad Proをノートパソコンのように使いたい~PCかiPadか~

iPad Proは、MacBookやサーフェスなどのモバイルPCとほぼ同じ大きさ。PCの代わりにしたいと思って購入しました。使ってみたら、ざっくりといえばPCの代替率は80%というところ。あと20%は何か、実際に使った利用者の視点でリポートします。

iPad Proは一般人にも便利?

iPad Proを購入しました。ついでに、アップルペンシル、スマートカバー、スマートキーボードカバーも買っちゃいました。買う前に今ひとつわからなったことで、買ってみてわかったことをお知らせします。購入しようかな、と思っている方の参考にどうぞ!

夢に文字はない~夢と歴史と物語の脳内関係~

あなたは、夢で文字を見ることがあるだろうか。 普通は、めったにないだろう。大体、夢は映像やイメージで見るものだ。 考えてみると、これはとても不思議なことだ。日常生活のかなりの時間を、文字を読んだり、文字を書いたりしている人が多い。事務系の仕…

ベンツの「自動運転」の市販車はこんな感じ

メルセデスベンツから、Cクラスの新型SUVである、「GLC」が発売されたので試乗しました。一般道だけの試乗ですが、特に自動運転機能(レベル2)をレポートします。現在の市販車でのほぼ最高レベルの「自動運転」と思われるのは、こんな感じです。

バスの天井強度を上げよ、という「専門家」は正しいか

軽井沢のバス事故で、天井が押しつぶされた写真が報道された。専門家のコメントは「バスの天井強度を上げよ」ということだが、そうすべきなのか。 www3.nhk.or.jp 国土交通省によりますと、日本では、大型バスに、横転した場合の車体強度の基準はありません…

グーグルの自動運転車のAIを法律上の「運転手」だとした米当局

画期的な内容。詳細不明ですが、注目の記事です。 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)高官がグーグルの親会社であるアルファベット<GOOGL.O>に、4日付で見解を示す書簡を送った。 (中略) NHTSAは、グーグルが示した自動運転システムを「運転手」とみなすと</googl.o>…

科学者が科学を裏切るとき

・茂木健一郎は脳科学者だが非科学的。 ・国の武器調達と市民の武装は同次元か。 ・暴力の手段を誰に持たせるべきか。 ・ダブルスタンダードの条件。 ・隠された前提。 上のエントリーは科学に対する信頼性を失わせかねない凄い理論。まあ、茂木健一郎氏は脳…

自動運転になると「マイカー」がなくなる?

・自動運転になるとマイカーはいらなくなるのか ・現状からみるか、未来から見るか ・自動車は実用品か、嗜好品か ・車を運転できない人への目 1.こういう問題は、現状から見るか、未来を見るか、という着眼点によって大きく見えるものが変わる。現状を見…

北京やデリーの大気汚染をどうとらえるか

・北京の大気汚染が中国の原発推進を加速させる ・牛の糞や野焼きの大気汚染は「自然で無害」か ・大気汚染は「彼らが選んだこと」なのか そうだろうなあ、というエントリーでした。 インドはさておき、中国の件で興味深いと思うのは、権力者が居住する北京…

自動運転の議論でまず押さておくべきこと

自動運転の議論をするときは、レベル1から4までの、どの議論をするかが重要だ。 日本政府の定義は以下のとおり。 レベル 1 加速・操舵・制動のいずれかをシステムが行う状態。 レベル 2 加速・操舵・制動のうち複数の操作をシステムが行う状態。レベル 3 …

スマホは時代遅れになる?

今のスマホのままであることはない。しかし、上のエントリーが言うような、携帯とメールを切り出した機器が別になるということは考えにくい。(そういうニーズは過渡的にはあるにしても) 他の方の表現を借りれば「スマホは汎用機」というのが本質でしょう。…

ロボット化でなくなるのは仕事ではない

この種の議論でまず押さえておくべきことは、「仕事」と「作業」の分離です。 過去100年の間に、どれだけの「作業」が、機械に置き換わってきたかを想像するといいでしょう。農業、工場労働、運送、販売などなどです。知的な営為でも「検索」といった作業…